NIINA KAWANOBE（受講生の声）

NIINA KAWANOBE

1期生「WEBスキル養成科」修了生

ウェブアカデミアに入学するまで

私は英語英文専攻で短期大学を卒業したあと、印刷会社の製造員として就職しました。周りの人には当然「英語を勉強していたのに製造員？全然関係ないとこに就職したね」と言われてきました。コロナが流行した時期に短大学入学から就職になった為、留学制度が使えなかったり、翻訳・通訳・旅行会社など英語を使った就職先がなかったりの踏んだり蹴ったりで、進路がめちゃくちゃになってしまいました（笑）ようやく就職した印刷会社でしたが「私、このまま自分のスキルを何にも生かさずに適当に生きてくのかな」と毎日悩み、このままじゃだめだなと感じて、思い切って１年を節目に退職を決めました。

せっかく転職するのだからと自分のスキルが生かせる仕事を探していたのですが、第二新卒で英語を使った就職先がなかなか見つからず、どうしようかと思っていたところで、ハローワークの職員さんからウェブアカデミアを紹介していただきました。実は私は英語以外にも大好きなものがあって、それが美術やデザインといった分野だったのです。ここで一度デザインについてしっかり学んで、訓練修了後自分の好きなデザインの仕事をして生きていけたら最高じゃん！！と思い入学を決めました。

ウェブアカデミアでの訓練の日々

ウェブアカデミアの授業は基本的にWEB関連のデザインやHTMLなどのコーディングを中心にしていますが、それ以外にもillustratorやPhotoshopなどのソフトの操作を学びながらチラシや名刺、ロゴなどDTPデザイン作成をする授業もありました。私はこちらにより興味をひかれたので卒業後はDTPデザイナーになることを目指して毎日学んでいました。学校ではIllustratorとPhotoshopの操作を基礎から丁寧に教えていただけるので、デザイン系の学校卒でもない、ただ単に美術が好きな私でもすぐに思い通りのデザインが作れるようになりました。

また、デザイナーになるためには、デザイン力以外にも理想のデザインをお客様から引き出しすり合わせることも大切になってきますが、そういったヒアリング技能の授業もありました。WEBデザインだけではなくDTPデザイン関連の授業も充実していたのがとても良かったなと感じています。

訓練終了後

訓練終了後、私は注文住宅専門の工務店に就職し、住宅見学会のポスティング・イベントチラシデザインやInstagramの投稿物の作成などを主な業務とする広報係として働いています。会社の雰囲気を表現したり、お客様の目を引くようなデザインを考えるのはとても大変ですが、チラシなどが完成したときに「このちらし見たらお客さんも絶対イベント来るね！」と同僚に言っていただいたり、実際にチラシ片手にお客様がイベントに来てくれるので、とてもやりがいを感じられる仕事です。

入学を検討している人に一言

私も入校する前は「本当にデザイナーになれるのかな、勉強しても結局自分が好きでもない就職先に就職することになっちゃったらどうしよう！」と思っていました。でも実際デザインのお仕事をすることになって、会社のデザイナーの先輩方の話にも仕事内容にも訓練校で得た知識やスキルでついていけていることを思うと「全然心配なかったじゃん！」と今では思います。

期待と不安を抱えてこれから入校を考えている皆さん、こんな進路めちゃくちゃでド素人な私でもデザインのお仕事に関われているのできっと大丈夫です（笑）クリエイティブ、デザイン系の転職を目指される方は、せっかくの機会を逃さずに、ぜひ挑戦してみてください！